私は今回海とデジタルファブリケーションと聞いた時に、「エイに乗ってみたい」という小さい頃からの夢を叶えるべく、エイの椅子を作りたいと思った。
これまでslicerで作ったデータをレーザーカッターを用いて出力し、様々なものを制作してきた。
その出力方法をCNCルーターで応用して、もっと大きなものを出力できないかと思い、今回はこの方法での制作を試みる。
素材は15*600*900のPE(ポリエチレン)で作成する。
まずは素材が届く前に、試作を作成し、CNCの切削ではめ込めるのかをテストする。
夏休みをうまく使って、展示用の土台を作りたい。展示まで、残り1ヶ月...
最初に出ていた案で、この展示のメイン展示物、、、になるはずだった。だが、壁に貼ると曲線が全く意味をなさないことに気づきこの案はボツとなった。(この時メインも剥奪)
個人的にこの案を一番通したかった。しかし、作品自体の重さが16キロと重く、天井に吊るすリスクが高いことから断念した。
最終的にこの案を採用した。この作品を作ろうと思った当初の想いを忘れていた。
土台づくりを決意する。
9mmのMDFでエイの椅子の土台部分を作成する